360度評価システムを導入すべき理由とよくある誤解についてまとめてみました
スローガンでは、360度評価システム TeamUpを導入して、カジュアルフィードバックの社内文化をつくろうとしています。
TeamUpは、元々スローガンに2012年に新卒入社して活躍した後に、1度退職して、フリーランスとして活動した後に、また出戻り入社した中川絢太が立ち上げたサービスです。
中川は、スローガンに学生インターンとして入社してその後、そのまま新卒入社した経緯もあり、経験の浅い若手が苦労しながら仕事を覚えていく過程で、いかに効果的なフィードバックが重要かを痛感していました。
自分が苦労した経験から先輩の立場になってからも人一倍、後輩や同僚を気遣い、きめ細かくフォローアップすることで、社内のメンバーからの信頼も厚くなっていました。
そうした実体験から、組織において一人一人のメンバーが成長し、いきいきと活躍するために必要な施策として、カジュアルフィードバックと1on1面談の2つに行き着きました。
カジュアルフィードバックと1on1と言われて、ピンと来る人は、人事マター、HRのトレンドにかなり敏感な人だと思います。
まさに、最先端のHRトピックとして、年次評価ではなく、リアルタイムフィードバックが重要という話であったり(GEが人材のランク付けをやめた理由)、ヤフーの1on1も売れているみたいですが、1on1への関心も高まっています。
スローガンでも実際に導入していて効果を実感しているので、私としては「人の育成を真面目に考えて、人が成長し事業が伸びること」を目指す経営者・人事責任者の皆様には、絶対に一度は導入検討いただきたいプロダクトです。
え?なんで導入しないといけないの?とか、でも360度評価ってあれでしょ?やったらやったで大変でしょう?とかいう声もあると思うので、以下にまとめました。
360度評価を導入すべき理由とよくある誤解まとめ
なんでやる必要があるの?
→フィードバックがないことが社員の成長のボトルネックになる。
最近の若手社員で向上心のある人ほど、フィードバックを求める傾向はあると思います。これはソーシャルメディアなどレスポンスがリアルタイムにあるのが当たり前の世代だからとも言われていますが、当たり前の話でもある気がします。
1年に1回だけ年次評価とともにフィードバック面談がある会社なんて、リアルタイムにフィードバックする会社と比べたら、成長のためのPDCAが回らず個人も会社も成長スピードが遅くなるという話です。
人事評価制度とのつなぎ込みが大変ですよね?
→360度評価は人事評価とは連動させなくて良い。というかさせない方が良い。
360度評価というと、「評価」という単語が入っているからか、既存の人事評価制度とどう連動させるか、つなぐかということに頭を悩ませて導入に躊躇してしまうケースがよく見られます。
そもそも、360度評価は人事評価とは切り分けるべきです。実施の目的は人事評価のためではなく、社員の成長のためです。
質問項目が多すぎて皆の負担が重いので、お願いしにくくないですか?
→質問項目は少なくて良い。20個も30個もなくて良い。
質問項目の設計が大変だと思って、導入を躊躇するケースも見られますが、あまり深く考えすぎない方が良いです。人事評価と紐づけようとするから深刻になりやすいのでしょうが、上述のとおり紐づけるべきではないです。
社員・メンバーの成長のために実施するという前提であれば、項目は少なくても良いから材料を集めることが大事(フリーコメントでカバーする、など)だと思えるのではないでしょうか。
やったところで結果をどう使うか難しいですよね?
→頻度高くやった結果を1on1でリアルタイムフィードバックの材料に。
年1回の実施を想定すると、使い道が難しい気がします。もう少し頻度を上げて実施することで、月次面談や週次、隔週の個別面談の際の材料にすることができます。
逆にこういったフィードバック材料もなく、ただ面談をしていても、結局雑談(雑談も重要ですが)のみ終始してしまい、面談による学習効果が十分に発揮されないのは勿体ないと思います。
360度評価システムを簡単に手間をかけずにローコストで導入
システムとしては、ExcelやGoogleフォーム+スプレッドシードなどで苦戦しながら構築している会社さんもいるようですが、やはり担当者の方の手間・人件費を考えたら、クラウドのシステムを入れてしまった方が合理的です。
TeamUpもそういった手作業での運用からの乗り換えが増えています。他社の同様のシステムだとだいたい初期費用がかかるのですが、TeamUpは初期費用ゼロなのも、お客様から喜ばれています。
まず1回だけショットで試してみたい、部署単位でスモールスタートで試してみたいというニーズにも応えられますので、是非お気軽に一度お問い合わせください。